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Volume 1. サンゴはなぜそんなに大切なの?
サンゴが分布しているのは海洋全体の たった0.2%ですが、海洋生物の 4 分の1がサンゴ礁生態系と関連し支え合っているので、サンゴの減少は他の生態系へ多大な影響を与えます。 サンゴ礁、藻場、マングローブ林、海岸湿地など沿岸の浅瀬には、海の生物多様性の実に80%が集中し、稚魚...


Volume 2. サンゴは移植 (だけ)じゃ守れない!?
サンゴは移植じゃ守れない!?
人間が必要とするサンゴを、ちゃんと次世代に残すということは、自然のサンゴが増え生きられる海の環境を維持できるように、人間からの急激な影響を規制することに他なりません。


Volume 3. 解決策は私たちの身近にある〜水質を改善しよう。
解決策は私たちの身近にあった!サンゴが危機にあるナンバーワンの原因、それはやはり地球温暖化による水温の上昇です。
海水温が上がると白化現象でサンゴは弱っていきますが、サンゴは人間と同じように、それぞれが生物の回復力をもっています。


Volume 4. 赤土や農薬だけじゃなかった!ハワイからの教えと下水道。
陸からの海への影響をなるべく減らそう。
雨が降り、山や陸を伝って海に流れ込む水の汚染源の管理は、大きく2つに分けて考えられています。
1つめは地表を流れて畑の土や肥料、化学物質やあらゆるごみなどを溶け込ませ海に注ぐもの、そして、2つ目が家庭や工場からピンポイントで排出されるもので

Volume 5. 赤土流出はなぜ無くせないの?〜努力する農家さんを応援しグリーン経済をつくろう〜
さて、前回は下水道のお話をしましたが、すでに説明した”面”と”点”の汚染源(これがわからないかたはトピック3へ)のうち、下水道は管理しやすい”点”のほうでした。これからは”面”の話をしていきます。 出どころの責任がはっきりしないため、罰則を伴う規制がしにくい面源汚染 ...


Volume 6. キーワードは「レジリエンス(回復力)」 日常生活を送りながらサンゴと水質を守るガイドライン
人間はこれまで、環境の危機が報告されるたび、技術でなんとかできると希望をもってきました。生活スタイルを変えなくても、新しい技術が開発されれば問題もなくなる、と。しかし、人間の技術では自然の機能を復元することはできません。沿岸地帯を汚染や開発から守ること、そしてこれまですでに...
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